よくある質問 FAQ

お客様から寄せられる、よくある質問を掲載しております。お客様がお知りになりたい事柄がこちらに掲載されていない場合は【お問合せフォーム】で随時受け付けております。お気軽にご質問ください。お問合せフォームに受け付けたご質問は随時掲載していく予定です。

価格について
SUS材のシャフトのコストダウンを検討しています。快削鋼に変更し、カニゼンメッキ(無電解ニッケルめっき)をかけることでコストを下げることはできますか?

一般論として、ある程度のロットの大きさになるようであればコストダウンの可能性はあります。ロットが少ない場合はメッキの単価が一式となる場合が多く、一個当たりのコストに跳ね返ってしまいます。

また、シャフトの使用用途によっては材料の硬度が求められる場合がありますのでご注意ください。当社では無電解ニッケルメッキの協力工場数社との連携で、仕上げや納期などについてもお客様のご要望にお応えできる体制を整えております。

技術的な視点でのコストダウンの提案をしてもらうことはできますか?

設計開発の皆様にとってコストダウンは非常に重要なファクターです。早い段階でご相談いただければ相手部品の形状なども考慮に入れたVE・VA案を提案させて頂くことも可能です。

例えば『旋盤加工でのニゲ溝設定によるコストダウン』として、図面のニゲ溝指示を「任意形状」としていただくことでマシン内のツールチェンジが不要となり、工数の削減につながるものです。

設備設計でメカ部品を担当しているのですが、旋盤加工においてコストダウンにつながるようなポイントがあったら教えてください

旋盤加工では様々なバイトが使用されますが、1台の機械に取り付けられる個数は限られています。したがって加工には適切なものを選定して使い分けることが大切です。適切なものを使わなければ、仕上がりが悪くなったり、必要以上に工数がかかる、段取り替えに時間がかかるなどの問題が発生します。例えば溝の形状を指定せずに任意にした場合はバイトを併用することができたり、プラスねじをすり割りのマイナスネジにすることでもコストダウンになります。

φ50㎜、L寸450㎜のステンレス製のローラーで、両先端部をφ6㎜、80㎜の長さで挽きおろしのある形状の部品があります。コストを下げるためにはどのような加工方法が考えられますか?
精度が判らないままお答えするのは難しく、両端のフレや、円筒度、挽きおろし部と中心の胴体部との同軸度などの情報が必要です。また、表面粗さのご指定によっては研磨が必要となる場合もあります。
一般的にはこれだけの径の差がある場合には部品を三分割にし、圧入や圧接などでつなぎ合わせることで両端部の加工時間(切削)を削減することが可能になります。
当社では形状によって、このような分割や逆に一体化などのご提案をさせていただくこともあります。
鋼材の価格が値上がりしていると聞きますが、日本メカニックで使用している材料にも影響がありますか?

2021年~2022年にかけて、アルミ材、スチール材、ステンレス材の度重なる単価改定が実施されております。

今後も需給関係のひっ迫から更なる価格アップが予想されます。昨今の石炭・鉄鉱石などの原材料価格の高騰によりステンレス以外の鋼材に関しても改定が検討されています。また、中国で黄リンの生産が制限されている影響でメッキ液の価格も高騰しています。

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